作者:荒井 有紀

東京生まれ
多摩美術大学 金属コース卒業
ドイツ ブルク ギービィヒェンシュタイン美術大学
(Burg Giebichenstein Hochschule fuer Kunst und Design Halle)
金属科編入
琺瑯 (ほうろう) 技術を学び Diplom 取得
2003 年 日本に帰国後、制作活動の準備を開始
2004 年 SIRUPの活動開始

SIRUPという名前

SIRUP (シロップ) はアラビア語の「飲み物」に由来します。 その後医学や薬学の分野で「甘い治療のための飲み物」を指すようになり、 そして現在の「果汁に砂糖を加えて濃縮した液」という風に変わっていきました。

私はドイツで琺瑯の制作を始めました。 日本でも鉄を使った作品を制作していましたが、 琺瑯を自分が作ったものにかけられるとは思っていませんでした。
琺瑯はどこかで大量に生産されているイメージがありますが、 SIRUPでは私の手から作られる小さな琺瑯を みなさまに改めて紹介したいと思っています。
贅沢な装飾品だった七宝焼がマグカップやお鍋といった食器という実用品になっていったように、 今度はSIRUPによってこれまで無かったアクセサリーなどの小さなものとして日常を彩ります。

SIRUPがみなさまの日々に甘い幸せを運ぶ飲み物となりますように。

日本にはオランダ語 siroop から「シロップ」として取り入れられたようですが、現在のオランダ語では stroop というようです。 Sirup はドイツ語表記です。

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